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病院紹介

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医療機器のご紹介



低侵襲手術支援ロボット ダヴィンチ

CT

Apuilion Prime SPiEdition

CT装置「Apuilion Prime SPiEdition」を導入しました。

低線量(被曝線量の低減)で高画質・短時間撮影が可能に
本CT装置(80列)は、AI技術であるDeep Learningを用いて設計された画像再構成技術Advanced intelligent Clear-IQ Engine(AiCE)が搭載されています。これにより、大幅なノイズ低減効果と空間分解能の向上が得られ、従来のCT装置(16列)と比べて、低線量(被曝線量の低減)で高画質の画像の獲得、短時間撮影が可能となり、安心して検査を受けていただけます。
また本CT装置と既設CT装置の2台体制で検査を行うため、待ち時間の短縮が期待できます。

MRI

Ingenia Elition 3.0T

Ingenia1.5T

Ingenia Elition 3.0T(インジニアエリシオン3.0テスラ)

インボアシステム

DWIBS

MRI装置「Ingenia Elition 3.0T(インジニアエリシオン3.0テスラ)」を導入しました。

より高画質な検査が可能となりました
本装置は3.0テスラと高い磁力を持った装置で、従来1.5テスラと比べてより高精細な画像が得られることが大きな特長です。

三河エリアで初めてとなるInbore(インボア)システム導入
三河エリアでは初めてとなるInbore(インボア)システムも導入し、検査時に映像を見ていただきながらリラックスした環境で大人から子供まで検査が可能となります(令和6年時点)。

よりスピーディな検査が可能に
この装置は頭から足先まで全身の撮像に対応し、脳や心臓など局所の精査から全身スクリーニングまでを担うことができる性能を有しています。
またMRI検査にかかる撮像時間を短縮するソフトウェアも搭載され、よりスピーディな検査が可能となります。
受診いただく皆様の負担を軽減するだけでなく、より精度の高い画像診断によって適切で迅速な治療へつなげていくことができる最新の装置です。

Ingenia1.5T

MRI装置「Ingenia1.5T」を導入しました。

高画質な検査が可能となりました
この装置は、従来の装置と比べてソフトウエアの進歩だけではなく、本体装置のハードウエアの大幅な進歩により、心臓や血管等(造影剤無し)での検査が可能となりました。からだにやさしく全身を高画質な画像が撮像できるようになりました。これにより、早期に発見、早期の治療がより一層可能となります。

快適な検査を目指しています
「暗くて狭くて怖い」という従来のMRI検査のイメージを払拭するため、装置の特徴として、撮影する時に患者様に入っていただくトンネル部径が70cmと旧装置の50cmと比べてとても広く、明るくなり、圧迫感の少ない装置となっておりますので、閉所恐怖症の患者様やお子様にも安心して安全に検査を受けていただけます。
※MRIの検査が初めてで不安という方は、事前に装置を見学していただく事も可能ですので、ご相談ください。

血管撮影

血管撮影装置(アンギオ)

高エネルギー放射線治療装置

高エネルギー放射線治療装置

超音波装置

ARIETTA 65LELV

周囲の組織と比較し硬い部分が青く表示

超音波装置「ARIETTA 65LELV」を導入しました。
この装置により、今までは脂肪肝や肝硬変の程度の評価は、術者の客観的評価でしたが、その程度を数値化することで主観的評価が可能となりました。そのため、前回との比較も、より正確に評価できるようになりました。

選択できる検査を目指しています
エラストグラフィ(組織の硬さを画像化・数値化して評価する手法:図参照)や造影検査の機能も持ちあわせています。
今後、乳腺の超音波検査を技師も行えるよう研修を重ね、ゆくゆくは乳がん検診ではマンモグラフィだけでなく、超音波検査も選択できるようにしていきたいと思います。

マンモグラフィー装置

AMULET Innovate

3Dマンモグラフィ装置「AMULET Innovate」を導入しました。

より精密な検査が可能となりました
この装置により、従来のマンモグラフィに加え、がんの見逃しリスクが高いと言われる高濃度乳房において、見逃すリスクを低減するトモシンセシス(圧迫した乳房を薄くスライスした画像にする)が可能となりました。高濃度乳房は日本人女性の約4割を占めるとされ、特に30-40代の若い女性に多く見られます。通常撮影では乳腺構造の重なりのために発見が難しかった病変が、トモシンセシスにより観察しやすくなります。

安心・安全な検査を目指しています
従来の装置と比較して少ない被ばく線量でも高精細な画像が得られます。また、マンモグラフィでイメージされる「痛み」を軽減する圧迫板を使用しています。この圧迫板は乳房全体にフィットし、圧力を分散させることで痛みを軽減します。

砕石術用レーザー装置

Cyber Ho レーザ

砕石術用レーザー装置「Cyber Hoレーザ(ホルミウムヤグレーザ)」を導入しました。
結石破砕術では、砕石能力がアップし結石を粉状に砕石するモードを搭載しました。更に最新のVapor Tunnelモードを搭載したことで結石治療時間の短縮が可能となりました。

前立腺肥大症では、HoLEP( ホルミウムレーザ前立腺核出術) において安全性、有効性が実証されています。Cyber Ho では迅速に、繊細な治療を行うことができます。

Vapor Tunnelモード

Vapor Tunnelモード
特定の高エネルギーロングパルスによって蒸気の泡を作り結石とレーザファイバーの間を蒸気化します。陰圧の泡により結石を引きつける力が働き安定した位置で砕石を行うことができます。

眼底検査装置

Mirante

アイセンターに高画質・高精細な眼底撮影が可能な眼底カメラ『共焦点走査ダイオードレーザ検眼鏡 Mirente』導入しました。
Miranteは数種類のレーザー光で取得した画像に疑似色をつけ、通常の眼底写真のような像を広角で表示することができます。(眼底:目の奥の総称)

Miranteの特徴
現在日本で普及している超広角SLOは赤、緑のレーザー光でカラー眼底画像を表示するのに対し、Mirante(図1)は色の3原色である赤、緑、青のレーザー光を使用し、より現実に近い合成眼底画像を表示することができます。

超広角眼底写真の利点
通常の眼底カメラは眼底を45°のみしか撮影できません。眼底の周辺を撮影するためには患者さんに目を動かしてもらう必要があり、患者さんに負担がかかり撮影条件によっては眼底周辺の撮影はとても困難です。
しかし超広角SLOのMiranteは患者さんが正面を向いている状態で眼底を163°撮影できるため)、患者さんの負担が少なく眼底周辺の異常も容易に撮影できるようになり診断に貢献できます。

本機器は、株式会社ニデック様50周年記念事業の一環として令和3年に機器一式を寄贈していただきました。

前眼部OCT(前眼部光干渉断層計)

CASIA2 Advance

前眼部OCT「CASIA2 Advance」を導入しました。
前眼部OCTは、角膜から水晶体までの「前眼部」専用の光干渉断層計です。従来ではわからなかった乱視や角膜の疾患を発見することができ、前眼部の状態を精密な断層画像や多くのデータで表示する検査機器です。
このCASIA2 Advanceは、前眼部全周を非接触で痛みなしで撮影でき、角膜疾患・白内障・緑内障の診断や治療に重要なデータを得られる検査機器です。

CASIA2 Advanceを使ったアイセンターでの検査方法
〇白内障
白内障手術を施行し良好な見え方にするために、術前に角膜の形を精密に測り、術後に眼内レンズの状態を診察します
〇緑内障
深い隅角(角膜と虹彩の間)を立体的な画像で観察します

手術支援ナビゲーションシステム

StealthStation S8

手術支援ナビゲーションシステム「StealthStation S8」を導入しました。

肉眼で確認できない部位を3Dで正確に把握
脳神経外科・耳鼻咽喉科・整形外科領域などにおいて、あらかじめ撮影しておいたCT画像と、実際に手術台で横になっている患者さんをリンクさせ、腫瘍・血管の位置・危険部位の認識などをサポートするシステムです。
このシステムを使うと、外から肉眼で確認できない部位を3Dで確認することができます。身近なもので例えると、車の位置を表示するカーナビゲーションと似ています。見通しが悪い脳内で、脳腫瘍などの病変の位置を正確に把握することで、周囲にある正常な脳・血管・神経繊維などを傷つけることなく摘出することができます。
今回導入したナビゲーションシステムを使い、様々な疾患に対して安心・安全な手術を行えるようになります。

超音波内視鏡システム

SU-1

超音波内視鏡システム「SU-1」を導入しました。

超音波で病変部の位置や大きさ、進達度などを調べます
本システムは、内視鏡先端に超音波(エコー)を搭載した機器です。食道から胃・十二指腸までの内視鏡観察を行った上で、超音波モードに切り替えて観察することが可能となりました。消化管の内部から超音波を当てて、粘膜下の腫瘍などの病変部の位置や大きさ、進達度などを調べます。
また、膵臓・胆道の精密検査として、早期膵臓がんや原因不明の腹痛として考えられる慢性膵炎、膵のう胞性疾患、胆道がんや胆道結石を見つけることができます。

内視鏡画像診断支援システム

CAD EYE

内視鏡画像診断支援システム「CAD EYE」を導入しました。

病変のリアルタイム検出・鑑別を支援するAI技術
CAD EYEは、大腸内視鏡検査において大腸ポリープなどの病変のリアルタイム検出・鑑別を支援するAI技術を活用したシステムです。豊富な経験を持つ内視鏡専門医とAIのダブルチェックで、より精度の高い検査を行えるようになりました。

消化器がん早期発見のために

消化器内科第2部長 坂 哲臣 医師

一つ目に、胃カメラの観察機能を持った超音波内視鏡の導入により上部内視鏡検診で使用していきます。これにより1回の内視鏡検診で、食道・胃・十二指腸だけでなく、膵臓・胆管・胆嚢までの観察が可能になり、膵臓がんを含めた胆膵疾患の早期発見へとつなげていきます。全国でも例を見ない検診スタイルとなるはずです。
二つ目に、人工知能(AI)を搭載した大腸内視鏡の導入により、AIが大腸の粘膜を判断することで、人間の目では見落としてしまうような微小なポリープまで発見していきます。専門医の経験と技術+AIのサポートで、大腸がん検診での“見逃しゼロ”を目指していく取り組みです。同時に、大腸内視鏡検診の啓蒙にも強く力を注いでいきます。いくら設備が整っていても、検診を受ける方が増えないようでは意味がありません。おすすめしたいのは、大変優れた大腸がん検診項目である便潜血検査です。当院においても、外来・入院問わず便潜血検査を導入していますし、今後は周辺開業医の先生方にも積極的な便潜血検査の導入をお願いしていこうと考えています。